ブーランジェリー(boulangerie)の意味とは?
最終更新日:2024/5/13
ブーランジェリー(boulangerie)の意味は、パン屋さんという意味です。
ブーランジェリーはフランス語でパン屋さん、ベーカリーは英語でパン屋さんです。
パンの本場である、フランス語をあえて使っている所は、より専門的なお店である可能性が高いですね!
以下の記事で語源など解説していきます。
目次
1.ブーランジェリーとベーカリーの違いとは?
ブーランジェリーとベーカリーの違いとは、「言語と語源」です。
ブーランジェリー(Boulangerie)はフランス語、ベーカリー(Bakery)は英語です。
言語の違いのようですが、語源まで辿ってみると、フランスのパンのこだわりが半端じゃないことが分かってきました!!
Bakeryの語源は、Bake (パンを焼く)に場所を表す-ryとを組み合わせて、パンを焼く場所という意味でベーカリーとなります。
ベーカリーはパンを焼いている場所、つまり、パン屋さんを表している事がわかります。
Boulangerieは、Boulange(パンを焼く人)に場所を表す-rieを組み合わせて、ブーランジェリーとなっています。
そもそもパンを焼く人(パン職人)っていう単語がある事自体が凄くフランスの文化を物語っていますよね。
Boulangerは、Boule(ブール)を作る人という意味で、ブールという丸型のパンが語源です。
Boule(地球)という意味もあり、Boulangerには「地球を作る人=神の仕事をする人」の意味が込められています。
フランスでのパン職人の重宝のされかたは凄いんですね!!
- ベーカリーは英語でパン屋さん
- ブーランジェリーはフランス語でパン屋さん
- フランスでのパン職人はめちゃくちゃ重宝されている
2.フランスではブーランジェリーと名乗れないお店がある。
フランスでは、1998年にブーランジェリーに関する法律が施行され、パンを売るだけのお店は、ブーランジェリーを名乗ってはいけないことになりました。
ブーランジェリーは「職人自らが小麦を選び、生地をこねて、発酵させ、焼いたパンをその場で販売するお店」
ブーランジェというパンを作るための国家資格がフランスにはあります。フランスはパンの本場と言われるだけのことはありますよね。
日本ではこのような法律はありません。
もしかすると、日本でブーランジェリーとあるお店はこのフランスでの背景を知っていてこだわりが強いお店や過去にフランスで修行経験があるなど、、、あるかもしれませんね。
ということは、日本でもブーランジェリーのお店の方が美味しい可能性がありますよね。
- フランスではブーランジェリーと名乗るのはハードルが高い
- 日本でもブーランジェリーのお店の方がこだわっているのかも?
3.パティスリーとは?
パティスリーとはお菓子屋さんの事を意味します。 お菓子だと、クッキーやケーキなどが主流で、置いている品群の割合などが変わってきそうですね。
一般社団法人日本洋菓子協会連合会より詳しくパティスリーについて解説してくれています。